猫屋敷のはなちゃん
猫屋敷の最後のにゃんこ、叔母さんの猫のはなちゃんが昨日の夕方、とうとう息を引き取ってしまいました。
この数ヶ月間、入退院を繰り返したはなちゃん、毎日何度も病院に面会に通ったじじちゃんと叔母さん、本当に頑張ったと思います。
はなちゃんは、まさか自分達も猫を飼う日が来ることなんぞ夢にも思わなかった頃のとーさんとママが、猫屋敷の叔母さんが新潟に引っ越す時に四個のケージを車に積んで運んだ猫の一匹です。
400kmに近い道程を、途中渋滞にはまったり高速道路をかっ飛ばしたりの長旅にも耐え、新潟に無事到着した四匹の猫たちでしたが、これでとうとう一匹もいなくなってしまいました。
「死んでも知らないよ・・・」と冗談交じりに言いながらも、途中の休憩はトイレのみですぐに発車したあの日がついこの前のことのようです。
猫屋敷の畑でくつろぐはなちゃん。
怖い顔に見えるけど、
本当は、優しいお顔のとっても器量よしさんなんですよ。
ただでも怖がりのはなちゃんは、たま〜にしか会わないママの足音がすでに怖くて、足音を聞いただけで屋根裏部屋に逃げてしまう幻の猫さんでした。
何年か前、「女の人にはまだなつく」と言ったじじちゃんの言葉を信じ、ママが猫屋敷の庭ではなちゃんに遭遇した時にしゃがんで優しく声を掛けて手を出したら、はなちゃん、何かの間違いでママから1mくらいのところまで来てくれたことがあります。
はなちゃんには、とても珍しいことみたいで、とっても嬉しかったなぁ。
一昨年の夏に、猫屋敷を訪ねた時のこと。
じじちゃんは入院中だったので、猫屋敷には叔母さんだけでした。
その時のはなちゃん、すっかり油断してお昼寝でもしてたのか、隠れるのが間に合わず、何かの箱に頭だけを突っ込んでお尻が丸見えになってました。
本人はお尻が出ているのに気付いているのかいないのか、それは定かではなかったけれど、はなちゃんの「とりあえず今のあたしは石!!」という強い意志は見えました。
そんなはなちゃん。
きっとまだその辺にいたチーコに誘われて、チーコが見つけてきた向こうで待っているみんなのところに行く道を、今頃は一緒に歩いていると思います。
ママの大好きな一枚。
はなちゃんは、ママの中での理想の猫の姿かたちをしたニャンコさんでした。
じじちゃんがはなちゃんのことを記事にしています。
そちらを読んで、はなちゃんの冥福を祈っていただけたら幸いです。
じじちゃんのブログ 「よもやま話 あれこれ」 2月27日頃に、はなちゃんの記事があります。
明日、はなちゃんと集めたチーコの毛と首輪を、猫屋敷の庭にある猫達のお墓に埋葬するそうです。
猫のいなくなった猫屋敷ですが、これからも温かい目で見守ってください。
おバカですわよ・・・
今日、ようやくやってみる時間が出来たので、チャレンジすることにしました〜。
美顔器を取り出して、なにやら怪しい動きをするママにアンちゃんも興味深々。
滅多にコタツの上に手を乗せることなどないアンちゃんなのですが、こんな風になるのにはそれなりの理由もあって・・・
美顔器の隣のパソコンでは、一時、顔の弛みに悩む世の女性たちを虜にしたあの田中宥久子さんの造顔マッサージのDVDも流れてるんです・・・
こんなことまでバラしちゃって、いいんだろか???
効果のほどは・・・
そんな〜、一回や二回で分かるほど、ママの顔はそんなに甘っちょろいモンじゃありませんよぉー
「無駄な抵抗を・・・」とは分かってるんだけどねぇ。
それでもやるのが、悲しい性・・・というか、悲しいおバカ。
この前、いつも買っている通販のお店で、アンちゃんのトイレシーツを買いました。
届いたシーツを見て、びっくり仰天!
なんと、こんなに大きなシーツが送られて来たよぉ!
隣にあるのが普通サイズのシーツ。
お店の方が間違えて送った・・・と一瞬疑ったけど、注文のメールを見たら、
「【白いシーツでおしっこチェック!】激安ペットシーツスーパーワイド 20枚入」
と、しっかり自分で注文してました・・・
4分の1の大きさに切って使うからいいけどさ・・・。
けど、4分の1に切ったところで、80枚にしかならない。
これって、ちっとも激安じゃないじゃーーーん!!!
って、その前にペットシーツって、切って使っても大丈夫なんでしょうか???
こんなおバカなママを
マッサージ機の上からアンちゃんは偉そうに見てたけど、
次の瞬間・・・
そこにあった匂い(おそらくアンちゃんのお尻の匂いと思われる・・・)をものスゴイ顔で嗅いでた。
で、この冬ずっとベランダに放置してあったシンビジュームが、それでもメゲずに花芽を出したので、
その姿を写真に収めてたらアンちゃんがやって来て、
落ちたミズゴケの屑が気に入らないと、「これでもかっ!」っていう勢いで埋めてたよ。
なんで、アンちゃんはこんなに埋めるかねぇ〜
パソコンをするママの脇で爆睡しているアンちゃん。
アンちゃん、その下には大っ嫌いな楽兵衛さんがおりますぜぃ
しかーし!
アンちゃんは、そんなことにはまったく気付かずに
楽兵衛さんの膨らみに寄り掛かって、気持ちよさそうに寝てた。
アンちゃんとママ、どっちもどっちのおバカさんかな・・・。
ママのおバカの元凶であるじじちゃんが、雪も解け始めた猫屋敷の周辺で、その後のチーコの足取りをたどっています。
じじちゃんのブログで、チーコの最後の足取りを見てみてください。
じじちゃんのブログは、 ここからどうぞ。 → 「よもやま話 あれこれ」
じじちゃんがここまで元気にしていられるのは、みなさんの励ましのおかげです。
みなさん、いつもありがとうございます。
猫屋敷の猫と我が家の猫
悲しいことにチーコは残念な結果になってしまいましたが、チーコはママとじじちゃんにたくさんの心温かな優しい方々と知り合うチャンスを与えてくれました。
皆さんの励ましに押されて、ママの父、じじちゃんも頑張ってブログを更新してチーコの思い出などを書いています。
よろしければ、じじちゃんのブログ 「よもやま話 あれこれ」 もご覧ください。
じじちゃんの猫チーコは、ママの実家のすぐ近くにある、ママが「猫屋敷」と呼ぶ家で暮らしていました。
猫屋敷は、じじちゃんの妹、要するにママの叔母さんの家です。
この二〜三日前から、猫屋敷の叔母さんの猫の、はなちゃんの容態がとても危険になりました。
ずっと入退院を繰り返していたのですが、チーコの事件から十日も経たないうちに、今度ははなちゃんが芳しくありません。
はなちゃんが少しでも良くなることを願って、今日は猫屋敷の猫と我が家の猫を紹介します。
去年の3月20日の午後の写真です。
この日、実家に帰ったママは、この時の帰省の目的である、じじちゃんの指令「猫屋敷の畑にジャガイモを植えつける!」(初体験)を実行するため、猫屋敷に行きました。
じじちゃんの猫、チーコ。
この時にハマっていた「乾燥ささみ」をあげたら
あっという間に、手の上のささみはチーコの胃袋に・・・。
こちら、猫屋敷の叔母さんの猫、はなちゃん。
とっても優しいお顔の器量よしさんです。
猫屋敷に近づくママの足音を聞きつけては、いつも屋根裏部屋に逃げてしまうはなちゃんなのですが、この頃には逃げそびれてしまって、時々ママにも姿を見せてくれるようになっていました。
この時は、運悪くじじちゃんにつかまってしまい、食べたくもないササミを目の前に置かれてしまいました。
ママにまで抱っこされて、はなちゃんには大災難だったねぇ。
叔母さんがササミを出してあげても、
恐怖がいっぱいで、顔を隠しちゃったよ・・・。
こんな風に猫屋敷でママがワイワイやってると、必ずチーコは迷惑そうにふら〜っと部屋から姿を消して行ってたんです。
この日も、ジャガイモの植え付けを始めようと、外に出たらチーコがボーッと猫屋敷の猫庭を見ていました。
はなちゃんは、今も入院中。
猫屋敷の叔母さんは一日に何度もはなちゃんの面会に行っています。
はなちゃん、少しでも元気になって、長生きしてね。
そして、こちら、我が家の玄関ポーチでボーッと朝日を浴びてるのは
我が家の庭に住み着いたはなちゃん。
「猫屋敷にはなちゃんがいるだから、違う名前にしてよ〜。紛らわしいよ〜。」って、声が聞こえそうなのですが・・・。
実は、はなちゃんの本当の家は、上の写真のはなちゃんの前の道を左に行った、アパートを一棟挟んだ向こうのお宅にあって、そういう訳で、はなちゃんは生まれた時からそのお宅で「はなちゃん」と呼ばれているんです。
はなちゃんの本宅には、はなちゃんのお母さん、弟、息子、娘が、そこのお宅の庭に猫小屋を与えてもらって住んでいます。
それなのに、はなちゃんには本宅に帰る意志は、今となれば全くないようです・・・。
我が家の玄関先のはなちゃん生活エリアでご飯を食べるはなちゃん。
つついたって全然平気です。
ブラシも出来るし、抱っこもできます。
我が家の玄関先は
こんなんなってます・・・。
正面から見たら、こんなです・・・。
ご飯を食べたはなちゃんが
うんぎゅ〜って伸びながら向った先は
水がたまるようになっている庭石のところ、そこがはなちゃんの水飲み場。
ご飯の脇に、ちゃんと水を置いてあげてるのに、こっちの方が好きみたいです。
この庭、この春には全部取り壊して、新しく洋風の庭にする予定で業者の方とも既に相談を始めていたのですが、ははちゃんがあまりに楽しく飛び回ったり、気持ちよさそうにお昼寝をしていたりするので、しばらくの間、庭の改造は断念しようか・・・と今、心が傾いています。
というか、今日明日にでも業者に電話して、「工事はしません」と連絡するつもり・・・。
動物好きじゃない人に言ったら笑われそうな話だけど、いいじゃーーーん
だって、庭にユンボが入って大きな音を立てたり、庭に木がなくなったりしたら、はなちゃん可哀想じゃーーーん。
てなわけで、以前から悩んでいた庭の改造・・・やめちゃいそうです。
こちら、「庭ってなに?」としか思えない、我が家の猫アンちゃん。
アンちゃんは、我が家の前に突然やって来て、ママに抱っこされて以来、お外になんて一度も出たことなんてないもんねぇ。
それって、猫にとっては災難だよね〜。
けど、アンちゃんはそんなことにも気付いてはなく、ママの服に付いたはなちゃんの匂いを嗅ぎまくっています。
で、最後ははなちゃんの匂いが不思議で不思議で堪らないらしくて、こんな顔。
匂いフェチですから・・・。
ウチはサロンじゃないけど・・・
ぴろこんは近所に住むママの友達で、去年の春、ママの猫とものかとちゃんから、かとちゃんのお友達が保護したヒカル君を譲り受けた人です。
ヒカル君は保護された時から足に少しだけ障害があり、「それだからこそ!」と猫初心者にもかかわらず、ヒカル君との暮らしを望んだ人でもあります。
ヒカル君、今では足の障害は全く気にならないほど元気に、ぴろこんの家族と幸せに暮らしていますよ。
ぴろこんとママは、ママさんバレーをやっていた時に同じチームのメンバーとして知り合ったのですが、そもそもはとーさんの小中学校の同級生でもあります。
そんなぴろこんが、猫屋敷のことやママのことを心配して、しばらくそっとした時間をママにくれた後、いよいよ今日、ある物を持参して励ましに来てくれました。
・・・と、ここまで記事を書いて、写真を編集して、じじちゃんのブログも覗いてみたら、なんとお互いの話の内容が一部かぶっていることに気付きました。
中越沖地震のあと、入退院を繰り返したじじちゃん。
入院中のじじちゃんを、地震で少し潰れたじじちゃんとチーコの「デンキ」の前で、じじちゃんを待つチーコ。
前の年に手術をしたせいか、地震のストレスか、それともじじちゃんがいないせいか、この頃のチーコは今見ると、とってもほっそりして見えます。
いつも「チーコ、顔、怖い!」とチーコをからかっていたママですが、こうやって見ると、この写真のチーコは少年っぽくて可愛い顔してるじゃん・・・。
じじちゃんのブログはこちら 「よもやま話 あれこれ」 です。
じじちゃんも皆さんに後押しされて、頑張っているようです。
かぶっている記事をまだご覧になっていない方は、どうぞ、のぞいてあげてください。
さてさて、話を本筋に戻して・・・。
その荷物が届いたのは、2006年9月18日。
「レントゲンの結果、アンちゃんは曲がり尻尾のせいで背骨と仙骨に奇形があって、将来、お尻に障害が出るかもしれない・・・と獣医さんに言われた」
と、じじちゃんにアンちゃんのことを話したら、待ってましたとばかりに、ヤケに重たい荷物がじじちゃんからやたらとたくさん送られてきました。
「このデンキを毎日当てろ!」
じじちゃん、そうは言うけど、送られて来たこの機械はメチャメチャ怪しい・・・。
宇宙人か???
どんな病でも、信じる者にはやたらと効くらしいけど・・・
戦時中かいつの時代かに、潜水艦の中で使われてたらしいけど。
思いっきりアナログなこのスイッチ・・・。
何時代のもの?と不思議になるような説明書は辞書のように分厚くて、何ページも読まないうちに、説明書を読むのが大好きなママもギブアップ・・・。
で、この宇宙人、デンキを点けると
目が怪しく光る・・・。
じじちゃんとチーコが愛用していたこの「デンキ」、アンちゃんも大好きだったようで
デンキを付けると、何も言わなくてもデンキの前にくるようになって、
大っ嫌いな「楽兵衛さん」がいても、ものともせずデンキを当ててたんだけど・・・。
いつも光源の方に顔を向けるアンちゃんは、目の上の毛の薄いところに水膨れが出来ちゃって、それ以来使用禁止
おとなしくしてるから、これはいい!と、ママがアンちゃんにデンキをやりすぎたのかもしれないけどね・・・
我が家でのデンキの話は こちら で見れます。
話がたくさんあるので、写真だけでもズラズラズラ〜って見てくださいね。
そして・・・
アンちゃんがもの凄い格好で寝てるこの椅子は、マッサージ機。
ギックリ腰常習者のとーさんとママ。
普通は、どこかの温泉地で何百円か入れて楽しんだり、大型デンキ店で店員さんの目を気にしながら無料で堪能するものですが、我が家では無料で使い放題のものがあります。
但し、マッサージ機を動かす音がすると、一匹、足の上にピョンと上がって「みぃーみぃー」鳴きながら太腿の贅肉をフミフミするヤツがいますけどね
そして、今日、ぴろこんが持参してきてくれたのはこれ。
なんと、超音波美顔器
泣きはらした顔をこれでなんとかしろ!というのか、はたまた、普段からママの顔の弛みをなんとかしたら?と思っていたのか、そこは定かではないのですが・・・。
美と健康に関心のある方〜
ウチはサロンでも治療院でもないけど、今ならこれらの品が無料で使い放題ですよー。
おまけに、玄関では愛嬌のある体型の猫がお迎えし、家の中ではちょっとビビリの猫があなたを癒しますよー。
どうぞいらしてくださいね〜。
なんちゃって・・・
いつか、「この美顔器はスゴイぞ!」という報告がされることをご期待ください・・・。
新潟から帰ってきてから。
じじちゃんも、頑張って新しい記事をアップしたようなので、ママも頑張らないとね・・・。
じじちゃんの新しい記事は、「チーコの足あと」です。
どうしてチーコがそこに行ったのか・・・。
じじちゃん、そんなことを考えているようです。
じじちゃんのブログ 「よもやま話 あれこれ」 を、ぜひご覧になってください。
皆さんのアクセスとコメントが、じじちゃんの励みになっています。
いつもありがとうございます。
さてさて、アンちゃんの待つ家に帰ってからのことを今日は書いておきます。
秋にじじちゃんが送って来てくれた「トウナ」の苗、・・・トウナって新潟の野菜で、寒い冬と冷たい雪の下でも生きつづけ、春になったら美味しくいただく、じじちゃんの大好物の菜っ葉です。
(トウナの説明のサイトを探したのですが、見つけられないので、詳しいことはじじちゃんに聞いてください)
アンチョビレ家の庭の隅の日当たりの悪いところに植えられたトウナは、ど素人のママが世話をしたにも拘わらず、既にこんなに成長してしまったので、じじちゃんに聞いたように収穫をすることにしました。
そんなママの近くで、
日に当ててる最中の、かまくらベッドを入れる段ボールの中で、はなちゃんが気持ちよさそうにペロしたりして寛いでおりました。
ねぇ、はなちゃん。
はなちゃん、本当のおうちに帰らないなら、いっそのことアンちゃんちのお家の中で暮らさない?
ママの願いはまだまだ叶えられそうにないなぁ・・・。
はなちゃんのことは、抱っこも出来るし、体中どこだって触れるんですけどね。
ママが目を離した隙に、アンちゃんが玄関ホールにいなければ、家の中に入って一階の洗面所を探検したり、階段の途中まで行ったりは出来るんですけどね。
玄関の扉を閉めると、ママと扉の間を行ったり来たりして、「出して〜!嫌だよ〜!」とキュイーンキュイーンって鳴くのよねぇ。
はなちゃんは、左目がないだけでなく、声もあんまり出ないんです。
だから、その鳴き声はとっても切なげで・・・。
一方、アンちゃんは・・・
じじちゃんがお土産にくれた、このところチーコが大好きだったというカリカリにハマってます。
アンちゃん、チーコはもういないから、じじちゃんからもう美味しいものは送られてこないんだよ・・・。
チーコは美味しいものを探し出す天才だったもんね。
どれがアンちゃんのお気に入りになるかは、いつもじじちゃんがたくさん送ってくれるチーコの食べ物でチェック出来てたのにね。
アンちゃん、チーコのことを思い出しながら食べないとダメだよ。
そんなママの願いを知ってか知らずか、アンちゃんは一心不乱、もの凄い顔で食べてます。
で、あっと言う間に
「缶詰頂戴よ!」の場所で、
「もっと頂戴よ!」と言うので、これまで食べていたカリカリをあげたら、
埋めてやんの
アンちゃん、あんなに高いカリカリを食べてたら、ウチは破産しちゃうよぉ〜。
アンちゃんが我が家にやって来たばかりの頃は、ご飯を食べなくて無理矢理口に入れて食べさせていたって言うのに、今じゃ「もう喰うなぁ〜!」って言ってるんだもんね。
嬉しい悲鳴だわね。
こちら、収穫したトウナ。
昔は、苦味と辛味があって嫌いだったんですよ。
「どうして大人ってこんなものを美味しいって言うんだろ???」って不思議に思っていたのになぁ。
嬉しいかな、悲しいかな、今じゃ大人になってだいぶ過ぎてしまったママも、美味しく感じてしまう今日この頃です。
収穫したトウナは
軽く茹でて、写真のように変身しました。
けどね〜
途中、どの部分が食べれて、どんな料理にするのかをじじちゃんに尋ね、返事が帰って来る前に、葉っぱと芯の部分、葉っぱだけの部分、茎の部分に分けて茹でてしまったら、じじちゃんに
「人に言うな。笑われるぞ!」
って言われちまっただよ・・・
トウナごときで笑われたら、堪んないなぁ〜。
忘れないうちに書いておこう、あの日のことを。
いつまでもメソメソしているわけにもいかないので、今日から頑張ってブログを更新しようと思っています。
それには、まず、チーコがいなくった日のことを忘れないように書いておかねば・・・。
2009年2月14日。
その日は、前日からの暖かさが残っている日でした。
我が家の薔薇の木についたツボミがもったいないと、数日前に切って差しておいた薔薇も、朝からこんなに綺麗に花が開きました。
昼前に、やたら暑いと温度計を見たら
確か今日は真冬まっさかりのバレンタインデー。
ま、バレンタインデーはママには関係ないのですが・・・。
あまりの暑さのせいか、何なのか分からないけど、
アンちゃんは普段めったには入らない、ケージの一階に入って寝てたよ。
この日、ママはとーさんが「もう捨てる!」と言ったワイシャツがもったいないと、朝からそのワイシャツを改造してエプロンを作っていたんです。
その最中に入ったじじちゃんからのメール。
びっくりこくなよ。
元気そのもので、食いまくっていたチーコが夕べ散歩のウンコに出かけたきり帰らないのだ。
いくら暖かいとは言うものの、こんなに帰らないのは変なんだ。
こっちは二人ともくたびれてるから騒がないでくれ。
変化があったら連絡する。
ハナちゃんはじり弱りて所だな。
じじちゃんとしては、ママを心配させたくなくて、思いっきり強がって言ってるのは目に見えてるさ・・・。
このところ、猫屋敷の叔母さんの猫のはなちゃんが弱りきっているから、じじちゃんからメールが来るたびに、「はなちゃん、もしや・・・」とドキッ!としてたのに、まさかのチーコが行方不明だなんて。
だけど、この時は
「チーコは外泊したこともあったし〜、夕方までにはケロッとして帰って来るかもだし〜」
などと一生懸命に自分にそう言い聞かせていたんだよね。
すぐにでもじじちゃんのところに駆けつけようかと思ったけど、この時はなちゃんは退院してきているものとばかり思っていたので、
「ママが帰ってはなちゃんを刺激してもいけないし、チーコもママの声が猫屋敷から聞こえたら、かえって帰って来ないかもしれないな〜。
それに、何と言っても、じじちゃんも叔母さんは疲れてるみたいだし、ママが行って大騒ぎをしたら、もっと疲れちゃうだろうな〜。」
なんて、まだ少し余裕をかましていたんだよね。
まさか、チーコがすでに虹の橋を渡ってることも知らずにね・・・。
じじちゃんに聞いても、「そのうち帰って来るさ」とか、「そっとしておいてくれ」という返事ばかり。
本当は、もの凄く心配してる・・・ってのが見え見えなのにね。
この日、気温はついにここまで上がりました。
夜には、ママが今出来ることをしようと、猫ともさんに呼びかけて、チーコが帰って来ないという記事をリンクしてもらいました。
15日。
猫ともさんからのリンクを受け、たくさんの人がチーコ捜索の記事を貼ってくれました。
アンちゃんとこんな風に遊んでいても、
ママの気持ちは、チーコの心配でいっぱいでした。
きっと、じじちゃんの心はもっと辛かったんだろうね。
16日。
猫ともさんやアドバイスをくださった皆さんの声を受け、ママのするべき方向が定まりました。
じじちゃんと猫屋敷の叔母さんは、チーコは以前にも遭ったことがある連れ去りにあったのかもと思っていたので、チラシ配りにはあまり賛成ではありませんでした。
ママは、連れ去りではなく、首輪のしていない洋猫が寒空にいたら捨て猫かと思って、普段猫屋敷の辺りをあまり通らない人が保護しているのではと思ったのです。
ならば、やっぱりみんなが言うように、チラシ配りだ!
「もしもチーコが連れ去りに遭っているとして、そのチラシを見た人が自分の保身のためにチーコをどこかに捨ててしまう可能性は、チーコが誰かに保護されていて、保護してくれた人が連絡をくれる可能性に比べたら、ずっとずっと低いと思う。」
と、じじちゃんを説得してくれるように、猫屋敷の叔母さんにお願いをしました。
チーコ、待ってろよー!
アンタがいつも「うるさいオバサンがまた来た〜」と煙たがっていたママが助けに行ってやるからなー!
17日。
朝から、じじちゃんから電話が来て、いよいよチラシ配りをすることに。
家を出る時には快晴の空の下だったのに、新幹線の乗り換え駅に降りたら、この雪です。
写真に白く細かく写っているのは、雪です。
ゴミやホコリじゃないですよ。
この時は、「希望の光をもっと明るくするぞー!」と、意気揚々としてたんだよね。
時々、くじけそうになる心はメールをくれる猫ともさんに支えてもらいながらね。
猫屋敷に着いたら、じじちゃんはちゃきさんが作ってくださったチラシをダウンロードして、必要な項目を入力して、既に印刷までしてあったんです。
そこに「念のため、物置・車庫の確認もお願いします」の一言も書き加えて・・・。
チーコがいなくなった日は暖かかったから、ひょっとしたら、中に閉じ込められてるかもしれないからね。
そして、
じじちゃんや猫屋敷の叔母さんには酷とも思えるこんな道も、ママはものともせず、大して寒さも感じずにチラシ配りをしたのです。
そして、チラシ配りをしてほどなく、チーコの情報を入手したんだよね。
無駄道一つ、無駄な接触一つ踏むことなくね。
ちょっと怖そうなオジサン、わだちしか残っていない雪道。
「あのオジサンには渡さなくていいや」と思って、一瞬その路地は入らずに通り過ぎたんだよね。
でも、5mも行かないうちに、「いやいや、やっぱり渡しておこう」とふと思いつき、5m戻ってそのオジサンに渡しに行ったんだよね。
引き返そうとふと思ったところが、チーコが倒れていた家の前だなんて、なんだか不思議だね。
いつも煙たそうにしていたママのことを、チーコはちゃんと覚えていたのかな?
年に何度も会わないのにさ・・・。
18日。
チーコのことを知った日の翌朝。
猫屋敷に住むチーコが、実家から朝早くにやって来るじじちゃんをいつも待っていた駐車場はこんなに大雪が積もっていました。
じじちゃんと叔母さんのことは心配だけど、二人で気持ちと時間を消化するしかないのだからと、ママはアンちゃんの待つ家に帰ることにしました。
「希望の光を大きくするんだ」と昨日は息巻いて降りた駅。
24時間も経たないうちに、全く違う心境で電車に乗ることになってしまいました。
冬の暗い空、重い雲。
ママの心境とおんなじだ・・・。
それでも、西の空を見上げたら
冬空の中にも、少しだけ青空が見えたよ。
この雪が解けて、暖かな春になり、綺麗な青空が広がる頃には、じじちゃんと叔母さんの気持ちも少しは整理されて元気な心と身体になってくれてるといいな。
新幹線に乗って、アンちゃんの待つ家に帰ったら、
アンちゃん、いつものようにちょっとだけイジケ虫だったよ。
けどね、いつものように「ハァーッ!」って言ったりはしなかったわ。
アンちゃんにも、少しは分かったんだろうなぁ。
ママがいつも「アンちゃん、チーコと猫テレパシーで交信してよぉ」って言ってたもんね。
外猫はなちゃんは、チーコをこうして交信してるのかな。
アンちゃんも、こうやって交信してるのかな。
チーコ、アンタのおかげでたくさんの優しい人と巡り合ったよ。
ありがとね。
けどね、これからもじじちゃんのこと、頼むからね。
アンタの代わりはいないんだからさ・・・。
イカン・・・。
また泣いてしまった・・・。
父も皆さんの励ましの声を支えに、頑張って自分のブログを更新しています。
よろしかったら、「よもやま話 あれこれ」をご覧ください。
コメントを一言残していただけると幸いです。
猫を探しています。
これまで、チーコ捜索のためにこの記事に集まってくださった皆様、ありがとうございました。
今日から、いつものようなブログを書き始めることにしました。
これからも、みなさんがくださった温かな心を忘れずにいたいと思っています。
この度は、本当にありがとうございました。
これからも、私のブログ「アンちゃんの毎日〜ママのつぶやき〜」と父のブログ「よもやま話 あれこれ」とお付き合いください。
父のブログをお気に入りやリンクに入れ、いつも見守っていただけると幸いです。
本当にみなさん、お世話になりました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2月20日、夜。
チーコ捜索のためのポスターを作ってくださったちゃきさんが、今回のチーコのポスターをひな型に迷い猫捜索用のポスターと保護猫飼い主捜索用のポスターのテンプレートを公開してくださいました。
ちゃきさんがおっしゃるように、こういったポスターは使われないに越したことはないのですが、いざ自分が当事者になってしまうと、なかなか冷静に作れないものでした。
私の場合は、情けない私どもを見るに見かねて、ちゃきさんともう一人の猫ともさんがチーコ捜索用のポスターを作ってくださったので、とても有り難かったです。
ここで、ちゃきさんともう一人の猫ともさんに、特別にお礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございました。
ちゃきさんが作ってくださったテンプレートは、
「白足袋猫のタビィにゃん・迷い猫探し用チラシ テンプレート」
(URLは、http://blog.livedoor.jp/tabichaki/archives/738397.html )
にあります。
ブログ内で、ちゃきさんが使い方などを詳しく説明してくださっています。
いざという時のため、一度ご覧になっておいてください。
万が一の時には、必ず役に立ちますので・・・。
サイドバーに、チーコの記事だけを読める機能を貼りました。
チーコの写真をクリックしていただけると、カテゴリーが「新潟」のものだけをピックアップして読めるようになり、私が帰省した時の記事や、中越沖地震の記事、はたまた父の入院時の記事になります。
その中に何度も登場するチーコを見て、チーコを偲んでいただければ幸いです。
サイドバーの「CATEGORY」で「新潟」を選んで頂いても、同じ話になります。
まずは、 ここ からどうぞ。
父のブログへのたくさんのコメントありがとうございました。
父もたくさんの方に支えてもらっていることを実感していると思います。
が、まだまだ、お返事が書けるような状態ではなく・・・。
コメントをくださった皆様、返信がないことをどうかお許しください。
私のブログにコメントをくださった方。
こちらも返信をしていないことをお許しください。
ブログのアドレスを書いてくださった方から、順に訪問しているところです。
アドレスの記入がなかった方も、なんとか手がかりを見つけて訪問しているのですが、なかなか全ての方のところに行くことが出来ていません。
どうかお許しください。
お名前のない方、これだけはどうしてもどなたか分からずにいます。
お心当たりのある方は、申し訳ありませんが、「私でーす」という書き込みで結構ですので、もう一度書き込みいただければ・・・と思っております。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2月20日。
早いもので、チーコがいなくなって一週間が経とうとしています。
この間、いろいろなことがありましたが、たくさんの皆さんの温かい心に触れ、後押しをして頂けたことに感謝しています。
昨夜より、コメントをいただいた方のブログにお礼の挨拶にうかがっておりますが、まだ届いていない方はどうぞお許しください。
リンクしてくださった方のブログにコメントをくださった方、また、そこからさらにリンクしてくださった方、直接ブログに訪問してお礼を申し上げないことをお許しください。
この度のことでは、たとえ顔は知らない相手にもその心の痛みをおもんばかって、温かな心を寄せてくださる方がこの世の中にはたくさんいることを実感いたしました。
本当にありがとうございました。
これからも、皆さんにいただいた温かな心を支えに頑張っていこうと思っています。
父はお礼の挨拶の記事の後に、チーコの動画をアップしました。
タヌキのようなチーコが、のっしのっしと歩く姿でそこにいます。
よろしかったら、そちらも覗いてみてください。
父のブログはこちらからお入りください → 「よもやま話 あれこれ」
アドレスは http://sun.ap.teacup.com/aku21/ です。
このブログのサイドバーの「MY FAMILY LINKS」にもあります。
父のブログの方にも、一言残していただけると幸いです。
父も悲しみや辛さを堪えてブログを更新したようなので、私もいつものブログも書かなければいけないなぁと思っています。
今日は頑張って、アンちゃんの記事も書かないと・・・。
それと、父のパソコンで発見した、このブログのサイドバーのグチャグチャなレイアウトを修正しないと・・・(;><)
その後の父と叔母を心配し、このブログを訪問してくださっている皆様、ありがとうございます。
入院中の叔母の猫、はなちゃんも病院で頑張っています。
今後とも、父と叔母を温かく見守ってくださるようお願いいたします。
-> 追記です。
ブログのアドレス、メールアドレス、お名前などが分からず、こちらから訪問できない方がいらっしゃいます・・・。
お心当たりの方は、お手間を取らせますが、再度コメントをもらえませんでしょうか?
メールアドレスは、私にのみ知らさせ、公開されることはありません。
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2月19日。
おはようございます。
さきほど父からメールがありました。
「自分のブログを更新したから、お前のブログに書いてくれ」
いつもチーコを膝の上に乗せてパソコンをやっていた父なので、まだまだパソコンをやるのは無理かと心配していたのですが、昨日私が帰った後、夜には頑張ってパソコンに向かったようです。
これも、皆さんの励ましの声があったからだと思います。
ありがとうございました。
父の言葉が書かれているので、父のブログ「よもやま話 あれこれ」 もご覧ください。
アドレスは http://sun.ap.teacup.com/aku21/ です。
このブログのサイドバーの「MY FAMILY LINKS」にもあります。
「ほんの短い文でもいいから、毎日少しでも更新したら?」と父に伝えたけれど、どうなることやら・・・。
もうしばらくの間、父のブログも皆さんの温かい目で見守っていただけたら・・・と思っています。
今後とも、よろしくお願いします。
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2月18日。
アンチョビレ、父と叔母のことは心配ではありますが、アンちゃんの待つ自宅に戻ってまいりました。
この数日間、たくさんの方々に応援と励ましとお悔やみをいただき、とても感謝しております。
みなさんのコメントやリンクに涙しながらも、励みになっています。
一刻も早くリンクやコメントをくださった皆さんのところに伺ってお礼を申し上げたいのですが、なかなか身体と心と時間が噛み合わず、未だお礼にうかがっていないことをお許しください。
いつまでも私が涙に暮れているわけにも行かないので、今日は頑張って写真を少し撮ってみました。
今朝、実家から猫屋敷に行く途中の道です。
ここは、普段はあまり雪の積もらない海沿いの街なのですが、今朝はこの有様です。
どの家でも、自分の家の車庫から車を出すために、雪が溶けるよう常に道路に水を撒き続けています。
そこで、道は至る所で水浸し・・・。
だから、お洒落な靴で歩くなんて、とんでもない話です。
これ、猫屋敷に向う私の足です。
いくら足元がヒドイからって、父の黒い長靴じゃなくても・・・とも思うのですが、今は心にそんな余裕はありません。
猫屋敷の猫庭もすっかり雪。
白い部分のほとんどが、チーコや猫屋敷に住んでいた猫達のための庭です。
ここで、チーコは遊んだり、のんびりと過ごしたり、ある時には猫庭に入り込んだ見慣れぬ猫に睨みを効かせてみたりして過ごしていました。
チーコが見つかったのは、猫庭をこのまま真っ直ぐ行き、向こうに見える家のもう少し先のところでした。
父や叔母は、まだ悲しみの中で、何をしてもチーコに結びついてしまい、何も手につかないような状態ですが、やらなければならないことを二人とも一つずつこなしています。
父は役所や病院などへの捜索願いの取り下げや、チーコの最期をお世話くださった方へのお礼の準備など、叔母はずっと入院中の叔母の猫はなちゃんへの午前と午後のお見舞い。
たくさんのチーコの猫用品に囲まれた家。
まだ、チーコの新しいご飯もトイレもベッドもセットされています。
この暮らしを、これから変えなければならない事態に私がしてしまったのか・・・と思うと、私はやはり心が痛みます。
「希望の灯し火をもっと明るくするぞー!」と昨日の同じ時刻の頃に降り立った駅。
今日は悲しみと自責の念で電車に乗ることになりました。
ここまで白黒ハッキリ付けるつもりはなかったのに・・・。
父や叔母は悲しみにくれながらも、「こんな雪の日に、チーコはどうしているのだろう・・・寒くはないだろうか?」と心配することも必要なくなったのだから、私のした行動には感謝してると言ってくれています。
それでも、父や叔母が明日から何を楽しみにして、何をネタにして兄妹の喧嘩をしたらいいんだろうと、ポツリと言う言葉に、「余計なことをしちゃったかな・・・」と思う私です。
新幹線の車内の私にメールが入りました。
私が帰った後に、チーコが倒れていたお宅とチーコの最期を処理してくださったお宅に、お詫びとお礼に出掛けた父からでした。
父は毎日お祈りをしてくださっている奥様から、チーコの戒名のお札を連れて帰ってあげてほしいと、そのお札を譲り受けてきたそうです。
そのご夫婦の優しさに直に触れ、父も少し心が癒されたようです。
「チーコが紙切れ一枚になって帰ってきたと思ったら、涙が滲んだよ。」
父の涙は、悲しみと無念の涙だったとは思いますが、その中にはたくさんの人の優しさに触れた喜びもあったと思います。
父も叔母も、まだチーコの写真を冷静に見ることは出来ませんが、頂いたコメントやメールには必ず目を通し、「皆さんの温かさに触れてありがたい」と言っています。
見ず知らずの私達のために、捜索のリンクだけでなくその後のチーコのお話まで載せてくださり、とても嬉しく思っています。
本当に皆様、ありがとうございました。
皆さんからの励ましを受け、これから少しずつ前を向いて歩いていけるよう、頑張りたいと改めて思っています。
それと、チーコの最期に携わってくださったご夫婦のように、「どんな小さな命にでも優しくあろう・・・」と心の中で強く思いました。
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2月17日。
アンチョビレ、柏崎に来ております。
ここにこうして来れているのも、皆さんの応援が後押しをしてくださったおかげです。
ありがとうございます。
本来ならば、リンクしてくださった方、メールをくださった方に直接報告するべきことなのですが、取り急ぎこのブログで報告させていただきます。
たくさんの応援を頂いたのですが、残念ながら悲しい報告になってしまいました。
チーコは、行方不明になった翌日の朝の7時頃、チーコの庭の少し向こう、いつもなら行かないようなところで倒れていたところを発見されていました。
そこは直線距離で100mもあったでしょうか・・・。
あるお宅の門を入った玄関前のところで、綺麗な姿のまま倒れていたそうです。
そのお宅は70過ぎの奥さんが一人で暮らしていた家だそうで、困った奥さんはご近所の方に相談され、その方がチーコのその後の処理をしてくださったそうです。
猫ともさんが作ってくださったチラシをコピーし、ポスティングを始めてまだ20軒にもならないところで、たまたま雪かきをしていた男性に声を掛け、チラシを渡したところでそういう話になってしまいました。
今日の柏崎は寒波の影響で雪が積もっています。
だけど、私がポスティングを始めると、雪はやみ寒さもいくらか和らいだので、近隣の方もポツポツと雪かきのために外に出てきていたのです。
その男性が処理した猫がチーコかどうか確かめるために、何枚かの写真を家に取りに行き、再度そのお宅にうかがったら、今度は一緒に処理をしたという奥様が応対をしてくださり、奥様との話でチーコで間違いない・・・ということになりました。
大きな体で、洋猫の顔をしてたとなれば、チーコ以外にありません。
毛色も同じとのことでした。
皆さんには、たくさんの応援や励ましやアドバイス、居ても立ってもいられないとポスターやチラシまで作っていただいたのですが、このようなとても残念な結果になってしまいました。
コピーをしたコンビニの店長さん、酒屋の方、チラシを受け取ってくださった方は、とてもいい方ばかりで、こちらの方々も何年ぶりかに雪道を歩く私の励みになりました。
そして、チーコの遺体を処理してくださったご夫婦にはとても感謝しています。
チーコの遺体を白いタオルで包み、新聞紙で覆って処理をしてくださったそうです。
犬を亡くしたことがあるので、とても辛い気持ちがよく分かると言ってくださり、チーコの死に関わったので、一週間は喪に伏すつもりで毎日お祈りをしてくださっているそうです。
父にもどうか気を落とさずに…という言葉までいただきました。
見知らぬチーコのためにここまでして頂いて、私としてはチーコの死は残念ではあるけれど表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいだったのですが、逆にチーコの亡き骸がないことを詫びるような方でした。
この場を借りて、自らチラシのコピーをやってくださりポスターも大きく引き伸ばして入り口のすぐ脇に貼ってくださったセブンイレブンの店長さん、一家三人で店先出てくださった酒屋の方、そして、チーコが倒れていたお宅の奥さん、チーコの処理をしてくださったご夫婦に、改めてお礼を言わせていただきます。
ありがとうございました。
そして、何より、このブログを見てくださった皆さん、チーコと父と私を心配してくださった皆さんに感謝をいたします。
チーコは元々父の山の畑に置き去りにされていた猫でした。
父に拾われ、その後は私の実家ではなく、実家から徒歩3分くらいのところにある、父の妹(私の叔母です)の家で、寝食以外のことは一日のほとんどを叔母の家で過ごす父と、叔母、それと叔母の猫たちと、私が「猫屋敷」と呼ぶ猫仕様の家とその周りの広い広い猫庭で、本当に幸せに暮らしていました。
月日が経つうちに、猫屋敷の猫たちも天寿をまっとうし、チーコも寂しかっただろうと思います。
今では、父の猫のチーコと叔母の猫のはなちゃんしかいなくなった猫屋敷ですが、二度にわたる地震を経験させられたり、泌尿器の手術で体に穴が開けられたりもしたけれど、それでも、その後のチーコも幸せだった思います。
最期にチーコが巡り合った方も本当に優しい心の方で、本当にチーコは最期まで幸せだったと思います。
そして、最期にここでこうして皆さんに私達を引き合わせてくれたチーコに、私は感謝をしたいと思っています。
本当に、皆さん、ありがとうございました。
チーコは天に昇ってしまったけど、チーコはここでこうして皆さんに応援され、私達を皆さんに引き合わせてくれました。
これをこれからの励みにして、父と叔母にも一日でも早く元気を取り戻してほしいと思っています。
私も今、父と叔母から「待つ」という心の張りを奪ってしまったのではないか?と自問自答しています。
この答えを少しでも見つけられるようにしたいと思っています。
こんな私どもですが、これからも、どうぞよろしくお願いします。
追々、皆さんのところにうかがって、お礼を言いたいと思っています。
今しばらく時間がかかるかもしれませんが、どうぞお許しください。
皆さん、本当にありがとうございました。
応援してくださった皆さんのことは、チーコも忘れないと思います。
残された私達も、皆さんをことを一生心の宝物にしていこうと思っています。
本当に皆さん、ありがとうございました。
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(追記の部分には赤色でマークしてあります。)
2009.02.16 記事の末尾と、記事本文に追記を入れました。
2009.02.15 記事の末尾に追記を入れました。
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失踪日時 : 2009年02月13日夕方
失踪場所 : 新潟県柏崎市桜木町〜春日町一丁目2付近
名前 : チーコ
猫種 : ヒマラヤン
性別 : 雄 (数年前に手術をしたため、雄の形跡は残っておりません)
年齢 : 15歳
体重 : 7kg
夕方、いつものように家の周りの庭に出たまま戻りません。
何年も過ごした庭なので、迷子(迷い猫)になったりすることはないと思うのですが、帰ってきません。
ご覧のように、フッサフサの長毛で身体も大きく、一見「タヌキか?」と思うような外見です。
実家の高齢の父が可愛がっている猫です。
なんとしても見つけたいと思っているのですが、私自身が遠方に住んでいるのと、
父も高齢のため、なかなか探し出すことが出来ず、ただただ帰って来るのを待ち、心配をしているのが現状です。
新潟の寒い冬空の下、どうしているのか・・・。
--> 2009.02.15
数年前に排尿障害で泌尿器の除去手術をしたので、毎日定時に服薬をしないと障害が出るのです。
この猫を見かけた方、保護してくださっている方、何か情報をお持ちの方がおられましたら、コメント欄、または、メールにてご連絡ください。
メールアドレスは、こちらです。
ciao_jiji☆yahoo.co.jp (☆を@に直してください)
少しでも多くの方の目に留まるよう、リンクをしてくださる方がおりましたら、ぜひお願いします。
コメントを頂ければ、こちらからうかがいます。
この記事のアドレスは http://anchobire.jugem.jp/?eid=846 です。
掛かりつけの動物病院には、連絡してあります。
明朝、警察と保健所にも連絡するつもりです。
--> 2009.02.15
朝現在、手続きをしている最中なのですが、公的機関が休日のため、すんなりといかない状態です。
--> 2009.02.16
午前、市役所と保健所と警察本署と近隣町内会の町内会長のこの記事の抜粋の文書を持って行きました。
残念ながら、どこにも情報はありません。
八時頃から気温が下がって、外はうっすら白くなったとのことです。
どうか、皆さんの手をお貸しください。
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< 追記 2009.02.16 >
チーコは未だに帰らず、情報も一つもありません。
それでも皆さんのたくさんのリンク、励ましやアドバイスで、くじけそうになる心に勇気をもらっています。
ありがとうございます。
なかなかお返事に伺えなくて申し訳ありません。
チーコのことに関しての詳細は、↓のピンクの文字をクリックしていただくと迷い猫捜索の掲示板に繋がり、そこに詳しく書いてあります。
進展がなくて申し訳ないのですが、これからもみなさんのお力添えをお借り出来れば・・・と思っています。
よろしくお願いします。
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< 追記 2009.02.15 >
迷い猫掲示板に詳しいことを書き込みました。
こちらの記事もご覧ください。
Pee's Pets Web −迷子ペット公開捜査−
アドレスは http://planet.cside5.com/ppw/conf/clipm/16-c-02816.htm です。
れすきゅー隊迷子猫掲示板
アドレスは http://cherryberry.raindrop.jp/cgi-bin/upppu3/upppu3.cgi?action=view&disppage=1&no=320&no2=2234&up=1 です。